美味しい珈琲の淹れ方
- wasavi管理人
- 2020年10月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年4月2日
珈琲は淹れ方によって味や香りが異なるのでお好みの淹れ方で「自分珈琲」を楽しむことが出来ます。
今回は珈琲の基本的な淹れ方について少しお話させて頂きます。
① お湯を沸かす(できれば美味しい水で)
95度前後がお勧めです。
高温であるほど濃い味になりますので、お好みに合わせて調整してください。
② ペーパーフィルターをセット
ペーパーフィルターの紙の継ぎ目を折り曲げます。
台形フィルターは側面と底面、円錐形フィルターは側面の1カ所を折り曲げます。
③ 折り曲げたらドリッパーの上に置きます。
④ 必要な珈琲粉を計測
珈琲用のメジャースプーンなどを使って必要な珈琲粉を準備します。
・1杯分:10g
・2杯分:20g
・3杯分:25g~30g
・4杯分:35g~40g
一般的なコーヒー用のメジャースプーンは1杯10gです。
大さじスプーン2杯も約10gなので代用することもできます。
⑤ 珈琲粉を入れる
準備した珈琲粉をペーパーフィルターに入れます。
ドリッパーの側面を軽く叩いて粉が平らに広げます。
⑥ 珈琲粉を蒸らす(重要なところ)
初めに少量だけお湯を注ぎ、粉全体にお湯を含ませて20秒ほどそのまま蒸らします。
(蒸らす時間が長いほどコーヒーの味が濃くなります。)
お好みに合わせて調整してみてください。
目安として蒸らしの際に注ぐお湯の量は、ドリッパーの下のサーバーに
ポタポタと少量が垂れる程度です。
⑦ お湯を注ぐ
蒸らしが終ったら本格的にお湯を注ぎます。
お湯の量は1杯約130mlが目安ですが、お好みで調節ししてください。
お湯の注ぎ方のポイントはドリッパーによって異なるため、次にそれぞれ紹介します。
⑧ お湯の注ぎ方
珈琲粉の中心から外側に向かって渦巻きを描くようにお湯を注ぎます。
注ぐ際に側面のペーパーフィルター自体にお湯を注がないようにしましょう。
ペーパーフィルターの半分くらいまでお湯を注ぎお湯が落ちるのを少し待ちます。
完全に落ちきる前に次のお湯を注ぎましょう。
この時、お湯の高さを一定にキープするのが理想です。
これを繰り返し、必要な分量まで達したら、お湯を注ぐのをやめます。
細口のポットでゆっくり注ぐと抽出時間が長くなり、深く濃い味の珈琲になります。
また全体の抽出時間が短くすると、すっきりとした味わいになります。
(ドリッパー種類について)
・カリタとハリオはほとんど同じ淹れ方ですが、ハリオの方が早くお湯が落ちます。
深く濃い味わいの珈琲を淹れたい場合はゆっくり丁寧に注いでください。
・メリタのドリッパーは底に小さい穴が一つしか開いていません。
お湯を注ぐときにその穴を意識して、フィルターの上にある珈琲粉の中心を目掛けて集中的に注ぎます。
メリタは他のドリッパーと違いお湯を数回に分けずに必要な量を一度に注ぎます。
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